質問
ミロクの世のミロクとは弥勒菩薩のことですか?
日月神示を読んでいますが疑問に思いました。
なぜ唐突に仏教が入ってくるのですか?
回答
思わせぶりで人目を引くので、そういう新しい造語を作ったと思われます。
もともとは大本神諭という予言本に出てきた言葉です。
ちなみに、その予言では、「まもなくミロクの世という悪人が消滅して、善人のみが残る理想社会がくる」とありますが、完全に外れています。
西暦2012年に次元上昇が起きて、世界中の劣った魂は地球に残され滅びてゆき、魂の磨けた者だけが次のステージに進むという、バカげた予言がありました。その予言も外れましたが、それと似たようなものです。
奇抜なことをいって、宗教団体に人を集めたり、本や名前を売りたいために、そういうことをするのです。
基本的に日本の神道系の新興宗教は、古神道とか、日本が最古の、霊的に最も優れた国などと主張していても、
実態は、外国の道教や仏教、キリスト教などの概念、神仏、用語などをパクって混ぜ合わせて作られたエセ神道ばかりです。
歴史を学べば分かると思うのですが、人類は法や文明や人権意識、医療、国家の統一など、
さまざまな分野で一歩ずつ、前進して、結果的に治安や経済が安定していくわけであって、
ある日、理想世界がきて悪人が消滅して心の綺麗な人だけが残るとか、そんな薄っぺらい設定の未来が
突如来るはずのないことは明白です。
このような浅はかな嘘ばかりを吐いて人々を惑わし続けている予言本に登場する口先ばかり達者な駄神の正体は、むしろ人類の足を引っぱっている低級な霊でしかありません。
参考
スピリチュアル界隈で有名な国常立神は創作神名で実在しなかった
https://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/kyoto/1709851171/62-71