大本教の出口王仁三郎は活動のスケールが並外れていて「三千世界の大化け物」と神様から呼ばれたことなっているようですが、
例えば、太平天国の乱を起こした洪秀全(こうしゅうぜん)という宗教家は、
上帝とイエスから現世の妖魔を取り除くべしと言われた夢を見たのち、新宗教を立ち上げ
地上天国を創るべく活動を開始し、重税に苦しんでいた人々を多数取り込み、清王朝と戦って勝ち、
太平天国という宗教国家を創っています。
太平天国の乱、洪秀全
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E5%A4%A9%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%B9%B1
世界にはこういった巨大なスケールの宗教家が数多くいます。
いろいろな日本の教祖が神格化されて世界でも第一の存在と自称していますが、
世界のさまざまな歴史を見れば、どれも井の中の蛙でしかないと感じます。
大本教で出口王仁三郎がおこなった鎮魂帰神法という霊おろしの術によって、狐憑き状態となり、
狂ってしまった人々が続出したといいます。
また終末予言によって多くの信者が職を投げ出したり、まともな日常生活を放擲してしまったそうです。
これは大本側の詭弁によって狐憑きになった側が誠でなかったため、邪霊がかかったということにされてしまっていますが、
国常立尊系の霊集団自体が、嘘、でたらめ、狂信、大法螺、自慢話ばかりをしている邪霊集団と考えることが自然です。